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北海道ほぼにち走行レポ |
nao
Joined: 08 Nov 2007 Posts: 145 Location: 名古屋市
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Post subject: 北海道ほぼにち走行レポ Posted: 2009.07.21. 21:19 |
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こんなもん、自分のブログでやれよ!ってお叱り受けるかもしれませんが、何でも構いません、ひとり旅の支えになってやってくれませんか?クマ情報、美味いもん情報、キャンプ場情報、ここは行っておけ情報、よろしくお願い致します。道内ほぼ全域くまなく走りつぶす予定です。 |
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nao
Joined: 08 Nov 2007 Posts: 145 Location: 名古屋市
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Post subject: Re: 北海道ほぼにち走行レポ Posted: 2009.07.22. 23:56 |
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いや、寒いのなんの…朝、函館のガススタンドで給油したときに店のご主人と話し込みましたが、ここ数週間ズーッと天気はぐずついてるよ。晴れても曇りがちで寒いし〜だって…
石川啄木一族の墓、立待岬、旧英国領事館、石畳の坂道、赤レンガ倉庫群…とまぁ30年前に歩いた思い出の場所をRTにも見せてやりました。気温15度…しかしお前さんはよ〜く走ってくれるねぇ。
日蝕は函館で10時40分頃、僅かな晴れ間から観測できたそうですが、その時間には函館郊外のトラピスト修道院の見学を終えて、千代の富士(九重親方)のふるさと福島町の道の駅で一服中。物凄い土砂降り…雨が付いてくるって感じ。
もう慣れっこになったので、ふんふん…ってヘルメットのなかで鼻歌唄って(ホントは曳かれ者の小唄かも) 、松前城のある松前を目指します。ここは江戸幕府が蝦夷地統治の拠点としたところ。街並みも蔵づくりの商家風に統一され、その旧道をゆっくり流しました。函館からここまで100キロ。大回りしていますから、本日の終着点小樽は遠のくばかり…雨はますます激しくなります。
エエイままよ、と気力振り絞ってスピード上げます。びーごさんの警告どおり集落の出入り口のみ警戒して法定速度プラス15キロ程度に落とし、長い海岸線ではぶっ飛ばました。やがて彼方にうっすらと晴れ間が…左方に広がる荒れた日本海の海上遥かには奥尻島が見えてきたころ、雨が止みました。右手には、鬱蒼とした原生林と思しき山並みが続きますが、この国道228号には追分ソーランラインと愛称が付いていまして、程なくすると夷王山展望所に到着。ここからの展望は絶景!北には積丹半島がうっすらと見え、眼下にはニシン漁で巨万の富を築いた江差の街並みが広がっていました…
私はそれらの風景を鷲掴みにできる展望台駐車場の崖っぷちにRTを止め、もってきたiPodから北原ミレイの「石狩挽歌」をしみじみ聞いてしまったという訳です。すみません、ソーラン節を期待していたアナタ、一度北原ミレイを聞き直してみてくださいね。ちあきなおみもいいけど、ミレイは地方公演ドサ廻り長かった分、積み上げた何かが歌心に刻まれてまっさ。「あれからニシンはどこへ行ったやら〜」
(基本的にド演歌はダメなんですけどね)
江差港には戊辰戦争で幕府軍鑑として活躍しながら沈没した開陽丸が復元係留されてました。その前でRTとツーショット…と思ったら、なにわナンバーのCBRのお兄さんが先客に。
「キャンプしようと山奥入ったら熊の家族4頭と遭遇してビビりました」「1ヶ月ほど北海道回ってますがホンマ天気ヒドいですわ」などなど…
すでにベテランになっとりました。貴重な現地情報仕入れたのはいいけれど、意気投合してむちゃくちゃ話し込んで時間は間もなく午後3時…ゲッ!まだ半分も来てへんやん!まぁしかしこれが旅っちゅうもんです。50のオッツァンと20代の兄さんがバイクに乗っているというだけで仲良くなる…結構なことじゃありませんか。
てな理屈を言うとる場合ではなく、江差からさらに海岸線を北上し、日本海から太平洋までキタキツネに何匹も路肩から見つめられながら横断したあと、八雲から長万部まで高速道を1**キロでショートカット。ここからはcozyさんの走破コースと全く同じ。国道5号って信号機ないの?途中、道の駅「くろまつない」でトイレ休憩したら、寄ってきましたよ、ご老人集団慰安旅行ご一行様が…どこにも若い美女いないじゃん!柳の下に2匹目のどぜうは、やはりいなかった…でもお互い旅モードで肩の力抜けているので、話は盛り上がりました。オレも老人力がついてきたなぁ…トホホ
羊蹄山は頭だけ見えませんでしたが、辺りは晴れてくれて、それはそれは快適でしたよ。
道々にオレンジ色のコンビニが目につくようになりましたが、これがびーごさんの言ってた地元コンビニやな、とわかってきましたが、時間もなく全てパス…
一路余市を目指し、小樽に着いたのが午後6時半でした。 |
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