FEEL BMW FORUM

[kanetaka]

１．Ｒ１２００ＲＴ　ＤＯＨＣ　エンジンオイルとその消費量について

2010年4月登録のＲ１２００ＲＴ（ＤＯＨＣ）に乗っております。

1,000ｋｍ点検（1,150ｋｍ時）までは、高回転、高負荷を避けていたためか、エンジンオイルの消費量は気になりませんでしたが、その後徐々に回転をあげたり負荷もあげていくようになると、急にエンジンオイルの消費量が増えました。1,000ｋｍ点検後、約500ｋｍ走行で0.4Ｌ位、昨年夏北海道ソロツーリングの時は3,700ｋｍ走行して1.4L消費いたしました。

北海道ツーリング後、購入ーディラーのメカニックに相談しましたが、3,000ｋｍで1Ｌの消費量は異常では無いとの回答でした。

現在走行距離は約8,500kmですが、前回伊豆半島グループツーリンクでは約500ｋｍ走行でで0.3L消費いたしました。

Ｒ１２００ＲＴ（ＤＯＨＣ）をお乗りになっている方の、エンジンオイル消費量はどの位になっているでしょうか。お手数をおかけいたしますが情報をよろしくお願いいたします。


２．Ｒ１２００ＲＴ（ＤＯＨＣ）指定エンジンオイルについて

取扱説明書には、「10,000ｋｍまでは合成オイルのおすすめはしません。」とありますが、私の場合1,000ｋｍ点検時に購入ディーラーより100％合成オイルを進められ使用しております。このため当たりが出るのが遅れエンジンオイルの消費量が多いのかと思い、半合成オイルに切り替えようかと考えていたところ、某雑誌記事の中に、「ＤＯＨＣエンジンは、100％合成オイルが指定されている。」とありました。関する情報をお持ちの方がおりましたら、お手数をおかけいたしますが情報をよろしくお願いいたします。

[マジックカーペット]

これまでにＲ１１５０Ｒ、Ｒ１２００ＧＳ，Ｒ１２００Ｒなどに乗り現在Ｒ１１５０ＲＴに乗っております。

私の経験ではオイルの消費量を少なくするコツはエンジンのかけ方と切り方にあるように思います。

ほとんどの方は地震などにも備えて、保管時はギアをローに入れてサイドスタンドで駐車していますよね。

そのままサイドスタンド駐車状態でエンジンをかけずに、一旦センタースタンドを立てて２〜３分経ってからエンジンをかけます。

で、切る時なのですがエンジンがかかったままサイドスタンド状態で降車し、センタースタンドを立て、その状態で１０秒ほど経ってからエンジンを切る。

サイドスタンドで保管するまで２〜３分（出来れば５分）はエンジン停止後そのままセンタースタンドを立てた状態でいる。

つまりかける時と切る時、又切ってから数分は車体が傾いていない状態、つまりオイルが偏る事なくオイルパンにある状態を作ってあげると、オイル消費量は随分違います。

サービスエリアなどでもセンタースタンドを使うとツーリング中のオイル消費も変わってきます。

そしてオイルですが、一概に鉱物油だから良いとか化学合成だから良いとは言えません。

昔は北米のパラフィン系の鉱物油が潤滑に適しているといわれていましたが、今では油田自体が枯渇しています。

でも、Kendallの鉱物油が水平対向エンジンに向いている事は確かです。

実は私のマンションにスバルでエンジン開発をしている方がいらして、その方もご自分の車ではケンドールの鉱物油を使っていらっしゃいます。

同じ鉱物油でもホンダ純正のＧ１などは６００キロ程走るとあっという間に劣化してエンジンがガラガラ言い出しますが、ケンドールは本当に長持ちします。５０００キロの交換で十分です。ただフィルターも一緒に換えてください。

私は決してケンドールのまわし者ではありません(笑)

その証拠？にミッションオイルとデフオイルはＡＳＨのＦＳＥという１００パーセントエステルベースのオイルを使っています。（８０ｗ−９０）

ミッションも鉱物油にすると夏はかなり粘度の高いものにしないとジャダー音が出てしまうのです。

実はミッションオイルの粘度は走りと燃費に大きく影響します。

あまり粘度の高いものを使うとアイドリング不良などで、時にはＥＴＣなどが誤作動する事もあります。

その点ＡＳＨは低粘度で全く熱ダレしません。

「じゃあ、エンジンオイルもＡＳＨにすれば？」という話ですが、１リットル￥６０００もするので、しかもオイル消費を考えるとＫｅｎdalｌという結論です。

ミッションとデフは両方合わせても１リットル位なのでＡＳＨを使えるという訳です。

ちなみにＡＳＨも長持ちします。

Ｋｅｎｄａｌｌは富山のビートルハウスという店で１２本￥８０００位で手に入ります。

夏は２０ｗ−５０。冬は１０Ｗ−４０を使っています。

また鉱物油のＫｅｎｄａｌｌにはマイクロロンの使用もお勧めします。（ただし１万キロ走行後）

Ｋｅｎｄａｌｌとマイクロロンの相性は抜群です。

軽すぎず、トルク感があって、ある程度重たい物が緻密に廻っている様な心地良さ。

ただマイクロロンはエステル系の化学合成オイルには決して使わないでください。

マイクロロンの取り説にも書かれていますし、スバルの技術者の方も「マイクロロンは本当に良いし、その効果は実証済みだけれどエステルとの相性はＮＧ」とハッキリおっしゃっていました。

化学反応を起こしてしまい、ヘタをすると堆積物の様な物が出来てしまうのです。

それと、私の１５ＲＴはプラグをイリジウムに換えただけでは、それほど滑らかになりませんでしたが、イリジウム用のプラグコードを永井電子で作って貰い装着したところ、激変しました。

あれ、でも１２００ＲＴＤＯＨＣはダイレクトでしたっけ？

以上長々と書いてしまいました。

あくまでも、参考にしていただければ幸いです。
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ユーザー名の由来は初めてＲ１１５０ロードスターで四国ツーリングへ行った時に、まるで魔法のじゅうたんで地上５０センチを飛んでいる様に感じたからです。