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1100RTの使用オイルについて |
むらぐ
Joined: 01 Feb 2009 Posts: 26 Location: 兵庫県高砂市
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Post subject: 1100RTの使用オイルについて Posted: 2011.05.06. 10:49 |
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皆さんこんにちは、久しぶりの書き込みですがご教示いただきたく思います。
2000式RTにシェブロンの20W-50を使用しておりますが、最近まったく流通がなく困っております。他の粘度は普通に出回っているようですが、この粘度が全く品切れの状況です。 まさかラインナップから外れたのでしょうか?
しばらくは代替品を使用していかなくてはいけない思いますので、シェブロン20W-50に代わるお勧めの銘柄、購入方法等教えていただければと思います。
よろしくお願い致します。 |
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マジックカーペット
Joined: 09 Nov 2010 Posts: 11
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Post subject: Re: 1100RTの使用オイルについて Posted: 2011.05.08. 18:02 |
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初めましてマジックカーペットと申します。
ボクサー乗りは誰でももっと滑らかに走りたいと思いますよね。
ボクサーエンジンを滑らかにする要素は次の3つだと思います。
1 エンジンオイル、ミッションオイル、ファイナルギア(デフ)オイル、添加剤の選択
2 電気系統の強化
3 バルブクリアランス調整&正確な同調をとる
まずエンジンオイルはKendallの20W−50を強くお勧めいたします。
あまり知られていないオイルですが、鉱物油なのに、とにかく滑らかさが長持ちします。
しかも富山のビートルハウスというVWビートル(空冷FLAT4エンジン)専門店のネットショッピング(注文はFAX)で四分の一ガロン(約940ミリリットル)12本が¥8,300で手に入ります。
つまり一本約¥690.
他の店では一本¥2,600もするオイルです。
ボクサーはオイルを注ぎ足す必要があるので、高価なオイルは使えませんよね。
シェブロンは確かに安くて入れたばかりの時は良いのですが、ホンダの純正G1以上にあっと言う間に劣化します。
その距離100キロという事もあります。
その点ケンドールの鉱物油20w−50は劣化がありません。
5000キロは楽にいけます。
そしてオイル交換、フィルター交換と共に、是非マイクロロンを使ってください。
BMWが添加剤の使用を認めていない理由は、エンジンオイルとマイクロロンには相性があるからです。
植物由来のエステル系オイルにマイクロロンを使うと、化学反応を起こし白く固まる様な症状が起き、下手をすると、そのままエンジンが壊れます。
ところが鉱物油との相性は抜群で、その効果はエンジンを切った時の止まり方まで変わる程です。(つまり今までガクっと止まっていたのがスルスルと止まる)
空油冷のボクサーにとってはオーバーヒート対策にもなります。
そして1600キロ走った後、エンジンオイルを交換しても効果は数万キロ持続します。
ガソリンにも10リットルにつき20ccを満タン給油で連続2〜3回程添加します(バイクはガソリンタンクが車よりも小さいので)
これでガソリンの関わるパーツ総て抵抗が激減し、走りは相当変わりますが、実はミッションオイルとデフオイルを良い物に交換する事で、更に笑ってしまうほど変わります。
鉱物油のミッションオイルの場合、夏場は90W−140というような粘度の高いミッションオイルを入れてもR1100や1150はジャダー音が出てしまったりしますが、かといってあまりに固いミッションオイルはアイドリングにまで影響し、ETCの誤作動が起きたりもします。
そこでエステル系フルシンセティックオイルの登場です。(決してマイクロロンは添加しないでください。)
断然お勧めはASHです。
完全なエステルベースオイルで、「エステルも入っています」というオイルとは全く違います。
1リットル約¥6,000と高価ですが、エンジンオイルと違い量も少なく(ミッション&デフで1リットルちょっと)、また走行により減る事もありません。
しかもこちらも劣化知らずの、超ロングライフオイルです。
これをミッションとデフに使います。
粘度は80W−90がピッタリです。
非常に守備範囲の広いオイルで厳冬期の朝のエンジンスタート直後から、夏場の渋滞までスムーズなギアチェンジをお約束します。
東京のCARSHOP YAMAICHIという店では計り売りもしてくれます。
そして電気系統ですが、バッテリーが良い状態である事を大前提として、まずプラグをイリジウムに変更してください。
ただこれだけでは、それほど変化を感じません。
プラグコードを永井電子のイリジウム専用、ブルーのウルトラパワーコードに換装する事で激変します。
3番目のバルブクリアランスと同調に関しては、出来れば5,000キロ走行毎、少なくとも10,000キロ走行毎にはメンテされれば完璧です。
同調が合っていて、以上の作業をしていただけば、R1100RTが軽やかに、風のように走ってくれる筈です。
長々とウンチクタレベエで失礼いたしました。 _________________ ユーザー名の由来は初めてR1150ロードスターで四国ツーリングへ行った時に、まるで魔法のじゅうたんで地上50センチを飛んでいる様に感じたからです。
Last edited by マジックカーペット on 2011.05.08. 18:06; edited 1 time in total |
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