FEEL BMW FORUM

[翔]

先日はお騒がせ致しました。先週の土曜日にやっと修理が完了して
無事に復活する事が出来ました。

ディーラーさんへ15時過ぎに愛車の引取りに行きました。
修理内容の確認及び今後の対策等の話を行いました。

'04 R1150RT（走行キロ数 28,501Km）

（交換部品／作業）
・左側シリンダー
・　〃ピストン（＋リング）
・左右コンロッドベアリング
・スパークプラグ4本
・オイル交換（２回）
・ヘッド及びピストンのカーボン除去作業
・バルブクリアランス調整
・スロットル同調作業
・洗車

（原　因）

１．　ディーラの方のコメント

　「ハッキリとした主たる原因を究明する事はとても困難です。」「過去の例からしても、
　　悪質なカーボンによるヒートスポット発生の可能性が高いと思われます。」


２．　自分なりに考えた事（原因がハッキリしない為、自分なりに仮説を立てました）


　２−１．エンジンオイルが原因？

　　　　　私は新車購入後、３回ぐらいしかディーラーでのオイル交換をしておらず、色々と違う銘柄の物を試していた。
　　　　　・BMW純正　　　　　 　　　 20W-50（鉱物油）
　　　　　・クォーカーステート　　　　20W-50（鉱物油）
　　　　　・シェプロン　　　　　　　　　 20W-50（鉱物油）安物、通販にて購入
　　　　　・バルボリン　　　　　　　　　 20W-50（鉱物油）安物、量販店にて購入
　　　　　・HONDA ULTRA S9　　20W-50（鉱物油）
　　　　　・PENNZOIL　　　　　　　　25W-50（鉱物油）
　　　　　・エルフ　　　　　　　　　　　　15W-50（鉱物油）

　　　　　PENNZOIL25W-50はとにかくエンジンの音が静かになり、トルク感がアップしてとても気に入りましたが、
　　　　　購入先で在庫が無くなり、今後入荷の予定が無いとの事で、仕方なく違うオイルを入れる事にした。
　　　　　このオイルは初めて違いを感じたオイルです、他は S9、シェプロンが回転の上がりが遅く感じたくらいで
　　　　　その他はあまり違いを感じませんでした。

　　　　　それと、エンジンブローした時のオイルは「エルフ」です。
　　　　　これが油膜の保持性が悪かったのかどうか分かりませんが
　　　　　実際、交換後に1,000Km程の走行しかしていない状態でのブローだったので、２度と使用しないつもりです。
　　　　　（　http://www.elf-lub.jp/pro/car_1.html　）商品名：「スーパースポルティ ＸＪ 15W50」

　　　　　ころころと、違うオイルを使用したのが悪かったのか、最後のエルフが悪かったのか・・・・・・


　２−２．乗り方が原因？

　　　　　峠とか快走路では結構エンジンを回す方ですが、一般の道路ではリッターマルチと同じような乗り方で
　　　　　5速で2,000rpmを下回る事や、6速で2､200rpm付近で乗る場合もあったのは事実です。
　　　　　でも、そこから無神経にアクセルを開けたりはせず、シフトダウンしますが・・・・・
　　　　　この様な乗り方の為、セカンダリープラグのプラグホールに「悪質なカーボンの堆積」にて
　　　　　異常燃焼し、シリンダーが焼きつき、ピストンに穴が開く結果となったのでは？
　　　　　因みに、セカンダリープラグは新車購入後交換はしておりませんでした。

　２−３．ハズレものだった？

　　　　　購入当初、ディーラーの営業の方から、最終モデルなので「熟成」しています。
　　　　　「トラブルも出尽くしています」と言われた事を記憶しておりますし、BMW BIKES Vol.26では
　　　　　「世代交代前の今こそあじわう、円熟のＢＭＷ」とか特集が掲載されてますが

　　　　　私の車両は、「ハズレ」だった。

　　　　　その証拠と言う分けではないですが、購入後1,000Kmにも満たない時、シフトペダルのボルトが外れて
　　　　　「ダラぁ〜ん」となって走行不能になった事や、今でもアイドリング時の音が結構うるさいとか
　　　　　（カサカサカサ、ガァコォガァコォ、カサカサカサ、ガァコォガァコォ）
　　　　　他の方の同一の車両と比べると、明らかに騒々しい音です。


（その他）

　修理に掛かった日数は約3週間、修理完了後の1,000Km走行後に再度ヘッドの増締め及び、バルブクリアランス調整
　スロットル同調調整、オイル交換、オイルフィルター交換、これらの事柄も含めて、保障及びクレーム扱いとして
　無償にて行って頂ける事になりました。ディーラーさんには精一杯の事をやってもらていると満足しております。
　ただ、クレーム処理ではなく、「不具合に対しての適切な対応として」ではないかと思いますが・・・・・
　有償の場合は、約27万円程かかるみたいです。


（今後の対策）

　まず、上質と思われるオイルを使用するつもりです、バイクに乗れなかったこの期間にネットにて調べて
　興味を引くページがありました、とても詳しくオイルについてが掲載されていました。
　実際、店の主人と電話でもお話してとても勉強になりましたので、ここでも紹介させて頂きます。

　http://www.engineoilya.com/

　それと、「燃焼室クレンザー」の定期使用、スパークプラグの早めの交換、2,300rpm以下では走らない事を守り
　取り扱って行きたいと思いますが、これでもまた壊れたら・・・・・・・・

　ＢＭＷはボロやぁ〜！、とプラカードを持って「ちんどん屋」と一緒に街を徘徊します。（笑）


　まぁ、冗談はさておき、今回皆様方には、あたたかいお言葉や、有益なコメントを頂き感謝しております。
　これを見て下さっている皆様が、私の様な目に遭わない事を祈ります。

[かず]

翔さん始めまして。
１１５０ＲＴに乗る「かず」でございます。
表題の件、私が知る限りでは、6速で80キロ以下でアクセルを開ける行為がこのようなトラブルを生んでいるようです。

オイルやプラグも要素のひとつである可能性は捨て切れませんが、低速度で高いギヤでスロットル開度大。
エンジンがすぐに吹き上がれず排気より煙の出るような運転（キャタライザー装着車は実際出ない）が一番良くないと思います。

私の使用回転域は普段は3000〜6000回転くらいです。
アイドリング〜3000回転の範囲は発進〜加速の範囲または減速・車庫入れ・信号待ちの時以外の巡航時は滅多に使いません。

オイルについてですが慣らしの終わる30000ｋｍくらいまでは4リットル２〜３千円くらいの安いオイルを3000ｋｍ毎に換えていました。
その後はレッドラインの15Ｗ50や20Ｗ50を使用しています。

あと、プラグ交換も要注意！です。
プラグの廻りに砂が付着していて、プラグを外した際にシリンダーに砂が入ることも考えられます。
ディスククリーナーなどでプラグ廻りを洗浄してからプラグを外すなど注意が必要です。

以上、参考になれば幸いです。
直ったバイクでお互い快適に楽しみましょう！