FEEL BMW FORUM

[tsuno]

以前、ヒータウェア用の、PWMヒータコントローラの試作写真を載せました。
http://www.club-rt.net/forum/viewtopic.php?topic_view=threads&p=2072&t=215

しかし、WidderにしろGerbingにしろそこそこのお値段になるので、一発奮起して、ヒータウェアななぬ、ヒータひざパッドを試作しました。

普段は、RTの暴風性能とグリップヒータのおかげで、上半身はまず寒さで凍えるということは無いのですが、下半身は、腿から足先にかけてそこそこ寒く、時には震えが走ることもありました。　寒い時期には、使い捨てカイロを腿に貼り付けていたのですが、いかんせん、発熱量が足りず、走り始めると殆ど役に立たない状況でした。　そこで、ひざから上の部分だけでも暖まればと思い、ヒータパッドを作ってみました。

先述のコントローラとあわせて使うと、非常に快適です。　将来は、ひざ下も含めてチャップスにすることも考えています。

まずは、前フリです。　乞うご期待。。。。。

[tsuno]

ヒータパッドを使いやすくするために、半チャップスというか、前掛け方式というか一体化しました。
フリースのブランケットを使って、腰紐で全体を止め、腿にはベルクロテープ紐でとめる様にしました。　
フリースで袋を作ってその中にヒータパッドを入れるという形にしてあります。
これで、取り扱いがぐっと楽になりました。

この後、ひざ下（むこうずねに）にもヒータパッドを取り付けるように拡張しようと考えています。
今年は、あったかいのでそこまでは必要ないかもしれませんが。。。。。。

[tsuno]

ヒータパッドは、ヒータ線を布とかに縫いこむことを考えましたが、100円ショップでいいものを見つけて使用しました。

地震対策用の防振マット（若干粘着性の発砲ゴムでできたシートです。

写真のようにヒータ線を這わせます。　接着剤をつけて折りたためば
ヒータパッドが簡単にできます。　ヒータ線の配置を決める際には、両面テープで固定すると最終的に、両面テープも接着剤と同情2枚のシートを接着することになるので便利です。

このシートを2枚つくり、並列に敗戦すれば、左右の腿用ヒータパッド（の中身）が出来上がります。

このままでも、ズボン下の上にベルクロテープ（マジックテープ）の固定帯で固定すれば使用できます。

私は、この状態のままで、先に作っておいたPWMコントローラをつないで、2日ほど使ってみました。　実に快適でした。

この状態では、ヒータパッドを1枚づつ手間をかけてとめなければならず、何とかしたいところです。

後は、工夫して、これを使いやすくまとめるだけです。

[tsuno]

まずは、使用するヒータですが、坂口電熱のシリコンラバーヒータを使いました。

http://www.sakaguchi.com/index_n.html
で、シリコンラバーヒータと検索すれば出てきます。

WEBには、両端にリードがつけられたものがでていますが、秋葉のお店（大通りに面したわかりやすいところにあります）では、ヒータ線を切り売りしてくれます。
私は、２５Ω/mのもっとも抵抗値の小さいものを使いました。 mあたり200円以下で、最小5mでしたので、5mを買って1000円しませんでした。　実は、正確なお値段は忘れてしまっています。

このヒータ線は、中心のガラス繊維(?)の細い熱戦を巻きつけてあり、その上からシリコンの被服をかぶせてあります。　外形2.5mmで非常にしなやかで使い易いものです。

私は、5mを4等分して一本あたり35Ω程度（12Vで5W程度）で試したところ、ほんのりとあったかい程度なので2本並列で10W程度としてヒータ1枚としました。

熱戦はたぶんニクロムのたぐいなので、そのまま半田付けは難しく、圧着で銅線を接続しています。

接続したあとは、熱収縮チューブをかぶせ、接続部分の保護と絶縁をしています。　このあたりは丁寧に処置をしておくと長持ちします。