sukakich
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R1200ST グリップヒーターを修理してみた Posted: 2013.12.11. 11:14 |
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R1200STのグリップヒーターを修理してみました
ほんとめんどくさいグリップです・・・スロットルホルダーとグリップゴムが一体成形されているようで、グリップゴムの剥離に難儀しました。
まぁ剥離と言ってもヒートガンでガンガンに熱して(ゴムに気泡が出来るくらい)コンビーフの缶を空けるように、大きめのラジオペンチやったらペロリンっと剥がれました。(但しカスが残るんですよ)
普段スロットルロッカーを使っていたので、多分断線箇所は付けていた部分だろうと確認したところばっちり断線箇所発見。
BMWのグリップヒーターはニクロム線なんですね・・・断線箇所からグリップ根本のニクロム線とハーネスのコード部分まで一度剥がし(巻いてあるだけ・・・)スロットルホルダーに残ったゴムを、ステンレスのワイヤーブラシでごしごし(カッターだとプラガ削れちゃうしヤスリでもうまくいかなかった)みるみるとゴムカスが取れていきます。
スロットルホルダーの外径は26.2mmでした、これなら市販の交換用グリップのスロットル側が24mmから25mm位なので使用できます。
スロットルケースがきれいになったところで、エンド側に抜け止めの山が有るのでベルトサンダーできれいに修正、修正しないと新しいグリップが入らなそうでした。
ニクロム線をケースにまき直し断線箇所を半田付け、ケースエンド側にニクロム線の引っかけがあり内側に巻いていくのですが、ニクロム線とハーネスコード接続箇所が接着剤で止められているため、切れた部分をショートカットして半田付けしました。
このままではグリップをねじ込んだときにまた断線する恐れがあったので、熱収縮チューブをスロットルホルダーに巻き付けることにしました、これならヒーターを使ったとき熱で縮まる訳なので問題ないかと(燃えるような温度になるわけでもないので・・・)しかもグリップボンドを使ってもヒーター自体に接着剤は付きません。
熱収縮チューブの到着が待ちきれなくなって、近くのホームセンターに買いに走りました。
30φ→15φのタイプで40センチ300円でした、厚みは0.4mm収縮させて0.8mmでした。
スロットルホルダーが26.2mmなので収縮チューブを付けると約27mm、良い感じです。
あぁぁぁっ グリップ買ってくるの忘れた・・・・ 足立のナップスに行かなくちゃ・・・・
仕事が終わってからナップスに走りました。
到着後3階の売り場でグリップを物色、衝撃吸収ゲルタイプにするかなぁと見ていた所 はっ とする。
グリップの長さ計ってこなかったじゃねーかよ・・・・・
仕方ないので無難な安いグリップ適当に買うか と、ハンドル径22φ用(スロットル側25φ)長さ125mmのキジマ製の物を1260円で購入(良いやつだったら2組買って両方取り替えようかと思ったのに・・・)左のすり減ったグリップ交換は次の機会にします。
仕事を早々に切り上げ早速作業に入ります。
グリップの長さは125mmでぴったりでした、良かった良かった無駄にならなくて
握りの長さで熱収縮チューブを切り、差し込んでからヒートガンで熱します、ドライヤーでも大丈夫ですが時間が掛かるのでねぇ
熱くなったチューブが完全にさめてから、新品グリップの中と熱収縮チューブの表面ににシリコンスプレーを吹きました、水でも良いんだけどグリップ挿すときに滑らせるためです。
シリコンスプレーだと後で滑らない?と思うかも知れませんが今まで滑ったことはないですねぇ・・
後は根本の出っ張り部分に合わせて少しカッターか半田ごてを使ってハーネスが入るようにしてあげればok<
最後に根本とエンド側のグリップのすき間にボンドG17を爪楊枝を使ってぬりぬりでおしまいです。
試乗の結果全く問題なしです。
今まで削れてへたったグリップにテニスのグリップテープを巻き付けていたので、多少グリップが太くなって握りやすかったのですが、久々に細いグリップで乗ったので違和感を感じましたが、グリップヒーターの効きが良くなったようです(テープを巻いていない分ですよね・・)
一度ここまでやっておけば次回から簡単にグリップ交換ができますねぇ うむうむ
閲読ありがとうございました
参考用
ニクロム線 http://eleshop.jp/shop/g/gDAH13D/
熱収縮チューブ http://www.monotaro.com/g/00190040/ |
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