FEEL BMW FORUM

[ジンさん]

クラブＲＴの皆さん、今日は

購入して５年ほど経ったＦＴＭ１０Ｓの無線機ですが、
突然、送信はできるのですが、
受信ができない状態で、何だか故障のようです。

最初は配線か接触不良かヘッドセットが悪いのかと思い、チェックしたのですが異常はありませんでした。
最終手段として、オールリセット（初期化）もしましたが、症状は改善できませんでした。
その症状が、ちょっと疑問なので、どなたか詳しいい方、教えて頂けないでしょうか？

＜症状＞

４３３．７０で運用
ＦＴＭ１０Ｓは、ＢＴでヘルメットのヘッドセットに接続し、相手側はハンディ機で対応。
ハンディ機で話して、ヘルメットで聞くというような格好で、１人で操作しました。

ＦＴＭで４３３．７０で送信　　　　→　ＯＫ　　赤の送信ランプ点灯、ハンディは聞こえてます。
ハンディ機で４３３．７０で送信　→　ＮＧ　　音声は聞こえません。青の受信ランプも点灯しません。

ところが
　　
ＦＴＭで４３３．６８で受信　→　ＯＫ　　ハンディ機は４３３．７０で送信されているのに、明瞭に受信できる。
ＦＴＭで４３３．６８で送信　→　ＮＧ　　ハンディ機は４３３．７０なので受信できません。

結果として、送信（４３３．７０）と受信（４３３．６８）で周波数がずれてる事になります。
これ以外の周波数を試しましたが、ダメでした。

オールリセット前は、全く受信できなかったけど、
リセット後になると、４３３．７０で最初は全くダメでも、何回かシツコク送信すると、
受信ランプが点灯しだし、治ったと思いましたが、
高音部が受信不能で、途切れ途切れになります。
明瞭な音声でも無く、聞き取り難い状態です。

たまたまＦＴＭのダイヤルをいじっていたら、４３３．７０で発信されているにも関わらず、
４３３．６８で明瞭に聞こえていたのを発見した次第です。受信ランプもしっかり点灯してます。
これでは、いちいち切り替えしなければならなく、運用できません。

無線屋さんに聞いたところ、前例がなく、通常は送受信とも周波数は変わらないそうです。

Ｋ１６００ＧＴＬに搭載していて、オリジナル的に組み込まれているので、
最終的には取り外して修理でしょうが、なんとか小手先で治したいと思ってます。

私の操作ミスであって欲しいなあ〜

よろしくお願いします。

[cozy]

ジンさん、こんばんは。

今日ようやくハムショップで（依頼から約２週間）、修理の済んだFTM-10を受け取って来ました。
交換部品（セラミックフィルタ）＝200円、修理工賃＝5,500円、消費税＝285円で、計5,985円でした。

そこでいよいよ自力での無線機の再組込みに取りかかりました。以前はFTM-10に接続するケーブル（４種）が
結束バンドでキッチリとまとめられ、配線に余裕無い形でバイク本体にキチキチに？固定されていましたが、
無線機の組込みが楽に出来るようにバンドを一旦切って、接続ケーブルの先端は長めに出しておきました。

バイクの方は、まずタンデマー・グリップと一体のトップケースのベースを外すことから取りかかりました。
その際、リアのコンビネーションランプを外してから、トップケースのベースを下から固定しているボルト、
これが5センチほどの筒状の金具の奥にあり、下からドライバーを突っ込んで外すのが一番やっかいでした。
次にリアシートの受け金具（バイク後部のキーと連動）を外し、黒いプラスチックカバーの下の空間へ。
※この黒い薄いカバーを外すのはかなり複雑、難しそうで諦めたので、無線機は前から差し込む形になった。
そこに４種のケーブルを接続したFTM-10/Hを横向きに差し込み、ブラケット＆ボルト（１本）で固定しました。

送受信の動作点検はもちろん問題なく、これでディーラーでの取り付けの工賃9000円を稼いだことになります。

以上のご報告を持ちまして、一件落着としたいと思います。

メンバーのジンさん始め、miyabiさまやテツ＠愛知さまからもサポートや励ましを頂いたことに感謝申し上げます。

2013/10/12 cozy_mortalis@r1200rt

[ジンさん]

COZYさん、
とうとうでしたか・・・
フォーラムに再登場してたので、
読むのが遅れました。返信おそくなりすみません。

最近、ぞくぞくとこの件を聞きます。
クラブ東海周りの方も4人いるそうです。
最近と言っても、
たまたま私が記載しただけで、、過去からずーっとこうなんでしょうね。
これは、メーカーの「確信犯」じゃないでしょうか
皆さん受信フィルターの故障です。
同じパーツがこれだけ多く故障するのだから、
メーカー側も修理の発生頻度を知ってるはずです。
回収して、無料修理すべきじゃないですか？と思うけど、
購入後５−６年も経ってるし、複雑です。
もし、無料修理してもらえる事になったら、
リヤのトップケース下に格納されている方は、大変ですね。
ニコニコ顔の漁夫の利は、ディーラーさんですよね。

取り外し・再組立て工賃で１８０００円ですか
これを聞くと、やりがいがあったと納得
でも、本当に苦労しました。
もう、今なら簡単ですけどね。（記憶が残っていればですけど。）
K16GT系でしたら、お安くしまっせ！ 　　（冗談）


これで総修理代金の予算組、工期の目安ができたと思います。
今後も、もっと大勢の方が発生すると思いますので、
クラブRTの皆さん、参考にしてください。

[cozy]

ジンさん＆かずさん、おばんです。

お二人に続いて、ついに私のFTM-10も逝っちゃいました（送信はできるが、受信が全くダメ）。　
でも、ジンさんたちの苦労話を知っていたので、動揺することなく対策が講じられます。多謝！
無線機は自力では外せないので、近日中にディーラー＠仙台に行ってお願いする予定です。

30日に行って来ました。
ディーラーでリアシートの後ろ、トップケースのベースの下のカウル内に鎮座していた無線機本体の取り出しを依頼。
なんと請求は工賃9000円、ビックリ！本体はすぐに取り出せると思いきや。。。。大変な作業だったとのこと。

本体の取り付けにまた同じく掛かるので、取り外し＆取り付けだけで本体の修理費約6000円の三倍も掛かるとは！
知識も技術も工具も持たない素人の悲しさ、逆にそれがある人（ジンさん）は18000円分を稼いだことになりますね。
以上、ご報告まで。

2013/09/29　　cozy_mortalis@r1200rt

[ジンさん]

かずさん、お世話になります。

かずさんの周りの方は、ほとんど体験されたのですか・・・
今のところ、クラブ東海周りでは、未体験ゾーンでした。

私も、購入５年以上ですが、新製品で発表されたばかりの時だったので、もっと昔かな？
いろいろと問題が発生する初期型不良なのでしょうか。

しかし、使用頻度は明らかに少ないです。
原因が、初期型によるパーツ不良なのか、年数による劣化なのか、走行振動による故障なのか、
いずれにせよ、耐久性が無いということですか？

確かにハンディと比べて、ノイズは少ない、防水性はある、電源はバッテリーから取れる、等々利便性は良好ですね。
故障をする事を前提にした、開発商品でしょうか？（笑い）

[かず]

少なくとも、私の周りで使用している方々の殆どは同故障を体験しています。
クルマでは発生しないといいますが、防水のコントローラーと本体を分離したバイクでの使用を前提に作られた製品には何の意味もありません。
電気製品の修理などを手がける私の感覚では、生命に危険を及ぼすリコールの一段下の予防処置案件（発生が確認された場合および所有が確認された場合に無料で部品交換する社内制度）に指定される内容です。
無線で呼びかけた相手が返事をしないときFTM10Sを使用していないか確認すると良いかもしれません。
5年以上使用して発生したのでメーカーにクレームつける気はありませんが、同じ壊れ方をする同製品に不信感を持つ人は多いと思います。
この点を除けば非常に便利な良い製品なので、抜本的な改善を望むところです。

[ジンさん]

tsunoさん、ご無沙汰です。

セラミックは機械振動にデリケートという事において、
前回のcozyさんの返信では、、
四輪車では殆ど起こらないが、2輪車に多いというこの故障は、
固定装着における、２輪車特有の路面からの振動から、セラミックフィルターに負担が掛かるのではないか？
機械振動とは、この振動とは違う意味と思いますが、
私には、走行振動じゃないかと思ってます。
であれば、振動に弱い特性かあるのかもしれません。 （無知です）

もし、原因がそうであるなら、
現在、このFTM10Sを所有されている方で、
このような症状がどれだけの方に発生してるのでしょうか？
少なくとも、かずさんと私はそうでしょう。
その他の方からも聞いております。
購入後何年より、走行距離数で、このような故障が発生するのか、
耐久性が実証できますね。
実際、体験するまで、このような故障の情報は知りませんでした。

私の場合は、おおよそですが５万キロ以上だと思います。
走行状態はONロード１００％ですが、
無線の使用回数は、年間数回しか参加しないクラブ東海の使用が多いので、
使用頻度は、極めて少ないです。
従って使い過ぎで、機械振動で受信フィルターを酷使したという事ではないと思います。

FTM10Sの、無線機所有率が高いこのクラブで統計を取ったら面白い結果が出るかも・・・
ハンディ使用者も多いと思いますが、今後、この機種の購入を検討される方にも、
良い情報になりますし、使用中の方にも目安になると思います。

もしよろしければ、投稿をお願いします。
違う見解の方も、是非お願いします。

＜追伸＞

セラミックフィルターを見る限り、
私なりに考えると、不良パーツ品（写真添付）が特定できれば、交換はいたって簡単のように思える。
工賃5500円+αも払うのだったら、部品代200円で購入して自分でも交換可能と思う。
しかし、修理に対するメーカー保障はありませんし、電気系なので素人修理は高かくつく可能性もあります。
また、その前に、パーツ販売はしないかもしれませんね。
もし購入できれば、以後、この手の故障は、メーカーに出さなくても簡単な交換で済むと思います。
かずさん曰く、「判で押したような不良交換」らしいので・・・
あくまで個人的見解です。

[tsuno]

ジンさん

セラミックフィルターは、電気信号をセラミックの機会振動に変換してフィルタリングするデバイスなので、機械振動に対してデリケートなのだと思います。

水晶も同じように機械振動にデリケートです。　具体的には、水晶の保持がむつかしい(水晶片が機械的に振動しなければならないので）のですが、セラミックの場合には、素子そのものも水晶に比べてもろいのでセラミックフィルタの方が故障が多いのでしょう。

[cozy]

ジンさん、迅速な対応でよかったですね。

今や無線が無くては、ツーリングも不便、楽しさも半減ですからね。
利用者の多いFTM-10についての情報は大変参考になりました。
かずさんにも感謝ですね。

2013/08/03 cozy＠東北も梅雨明け宣言、万歳！！！

[ジンさん]

Cozyさん、かずさん、

いろいろとお世話になりました。
本日、修理完了致しました。

３日前に、FTMを本体から取り出すのに、もう大変でした。
ディーラーさんには４−５回電話をしました。
テールランプなんですが、ボルトで固定されているのではなく、
ゴムの差し込みで、リング状の爪で留めてあるだけなので、
正常位でもぐらぐらとする訳なんです。
これを勇気を出して引っ張り出すのには、コツが入ります。
体得しましたが、2度と御免です。
結構簡単に取り付けられてはいるんですが、なかなか理解し難かったです。
結局、リヤの持ち手を取り外すのに、テールランプからすべてはずさないと、
最後の内からはめてあるねじに辿り着けないです。

今日、八重洲無線さんから到着しました。１０日位掛かると言われていましたが、
３日で治ってきました。運賃込みで６８２５円（税込）でした。
フィルター　２００円
工賃　　　　５５００円
運賃　　　　８００円
消費税　　　３２５円

予想通り、受信フィルターでした。６ｘ８ｍｍ位の豆粒みたいなフィルターです。
これが劣化すると、受信周波数のずれになるんです。
また、何年後かには、劣化するんでしょうね・・・

３日前の逆の工程で行くのですが、ところどころ思い出せません。
取り付けては、はずしの繰り返しで、３時間掛かりました。
リヤの持ち手は、
８Nmの締め付けで、凹凸部分にはロックタイト２４３という金属ねじ専用ボンドで、
ゆるめ留めにしなくてはいけないので、
この部分の取扱いには、機種に関係なく気を付けてください。

一応、動作確認をしました。
正常に送受信できるようになりました。

[かず]

ジンさん今晩は。
私は7/16修理完了です。
担当者は青木さん。

修理は早い方が良いです！
取り外しがんばってください。
では、幸運を祈ります。

[cozy]

かずさん、いつもお世話様です。

セラミックフィルタの不良による感度低下の件は、バイク仲間のFTM-10Sでも悩みの種でしたが、
先日アマチュア無線ショップに相談した結果、現在メーカーに修理に出されている状況です。
※同じFTM-10でもバイクでなく、車に載せているものではこの現象は起きていないそうです。

なお、周波数のずれは「IFフィルタ」の不良（中心周波数のずれ）ではないかとの話もありました。
ご参考までに。

2013/07/26 cozy＠r1200rt

[ジンさん]

かず様

情報、有難うございました。

詳細にご存じですね。お蔭で予算の目安もできました。

八重洲さんでは、フィルター代は２００円だが、後は工賃ですと言われてました。

かずさんもこの故障の経験者でしたでしょうか？

早速、本体を取り外しに掛かります。やはり小手先の処理では無理でしたか。

何だかんだと時間ばかり掛かってしまいましたけど、

原因が分かった次第です。

取り外す気力が出てきました。（笑い）

[かず]

ジンさん今晩は、それ本体の故障です。
受信フィルターの不良で受信感度が極端に低下します。
http://www.yaesu.com/jp/amateur_index/support/index.html
上記アドレスの内容をご覧になって、八重洲無線カスタマーサポートへ宅急便で送ると10日くらいで修理して￥7665円で代引きにて送り返してくれます。

皆、判で押したようにセラミックフィルター交換という内容で修理されます。

[ジンさん]

ＣＯＺＹ様

お世話になります。

返信を頂いて、「これだ 」と思いましたが、
ハンディ機は正常でした。
念のため、友達のハンディ機と交信をしましたが、全く問題なしでした。

ＦＴＭ側の設定かと、再度デュプレックス設定を確認しましたが、
こちらも、設定に関しては問題ありませんでした。
オールリセットも、３−４回しましたが、改善できませんでした。

結局、本体を八重洲無線のサービスセンターへ送る事にしました。
ちょっと面倒ですが、
近々、本体の取り出し作業に掛かります。

故障の原因は不明ですが、
サービスセンターの方が言うには、フィルターが劣化したかも・・・でした。

最終的に、何が悪かったのか、修理内容で判明する事でしょう。

ちょっと時間が掛かりますが、
珍しい故障なので、結果を掲載します。

尚、故障はクラブ東海の定例ツーで判明しました。
走行時に、誰も会話が無く、モニターの緑の受信ランプが点灯しなかった事もあり、
「ふ〜ん、今日は静だな〜」
交信確認で名前を呼ばれるも、私が無反応なので、
休憩タイムで故障が判明した次第です。

もし、本体を取り出す前に、何かまた分かれば幸いです。

[cozy]

ジンさん、おばんです（こんばんは）！→　こんにちは！

別に無線機に詳しい者ではありませんし、前の書き込みも分かりにくかった点があったと思い、考え直してみました。

＞４３３．７０ＭＨｚでの運用
＞ＦＴＭから433.70で送信 →　ハンディ機（433.70）で受信ＯＫ
＞ハンディ機から433.70で送信 →　ＦＴＭ（433.70）で受信ＮＧ
＞ところが
＞ハンディ機から433.70で送信 →　ＦＴＭ（４３３．６８）で受信ＯＫ
＞ＦＴＭから４３３．６８で送信 →　ハンディ機（433.70）で受信ＮＧ

ジンさんが試してみた以上の組み合わせから考えられることは、FTMの受信周波数に問題があるのではなく、
ハンディ機の送信周波数433.70MHzが実際は-20kHzの433.68MHzにずれている可能性です。

そこで、バイク仲間とのFTM10を使用した実際の交信ではどうだったのかも気になるところです。

なお、ハンディ機の20kHzオフセットのデュプレックス運用の設定はあり得ないとのOMのご指摘があったので、
取り消します。

2013/07/23-24 cozy@r1200rt